お問い合わせの多いトラブルにお薦めするバーダル製品です。

ご紹介するものは「主な原因」であり、必ずしも直面している症状を解決できない場合があります。

   1.始動時のエンジンの異音
主な原因  ドライスタートによるエンジンの摩耗
適合商品  B2,
 備考

 燃費優先で柔らかいオイルを使用していると起こりやすい症状です。B2または極で潤滑被膜を生成し、摩耗を防ぐと同時に、油膜の切れたドライな状態を発生しにくくします。

予防するには、新車のうちからB1、極でエンジンを保護して下さい。

  2.オイルのチェックランプが点く(オイルが減ってしまう)
主な原因 ピストンリングの固着によるオイル上がり
適合商品 リングイーズ
 備考

オイルがなかなか行き渡らないオイルリング周りは、通常のフラッシングでは汚れが落ちません。これがオイルリングの動作不良を引き起こし、オイルが不正燃焼します。リングイーズは、3,000kmから5,000kmほどの距離を走る間に、固着した汚れをじっくり落としてゆきます。

  3.マフラーから白煙が出る
主な原因 オイル上がりによるオイルの不正燃焼
適合商品 リングイーズNSS(ノンスモーク・ストップリーク)
 備考

②の症状がひどくなるとこうなります。NSS等で止めることも出来ますが、元から絶つならリングイーズを使います。
マフラーからの白煙が認められる場合、症状としてはかなり重いと言わざるを得ません。オイルリング自体が駄目になってしまっている場合は、オーバーホールが必要になるかも知れません。

  4.ラッシュアジャスターからの音
主な原因 オイルラインの軽い詰まり
適合商品 リングイーズETF
 備考

オイルの汚れなどでオイルラインが詰まるとラッシュアジャスターから音が発生します。

エンジン内部を洗浄し、詰まりを解消します。

  5.高速時力が無くなる、加速が弱く感じる
主な原因 オイルレベルによる油圧低下、または必要粘度が合っていない
適合商品 エンジンオイル全般B2
 備考

オイルがへたっている場合、粘度が合っていない場合はオイルを交換します。

そうではないけれども安価なオイルの場合、エンジン性能が発揮できないケースもあるので、やはり交換するか、極などの性能向上添加剤を入れます。

エンジンが摩耗して力が出ない場合(走行50,000km以上が目安)B2を添加します。

6.加速時の息つきやノッキング
主な原因 コンピュータ系の不具合又は燃焼系の汚れ
適合商品 DACFSC
 備考 電子制御系の誤作動でなければ、燃焼系に汚れが溜まっているのが原因として考えられます。

DACかFSC(併用が望ましい)で綺麗にすることで改善される場合が多いです。

  7.始動時のかかりが悪い
主な原因 インジェクターまたはスパークプラグの汚れ
適合商品 DACFSC
 備考

DACかFSC(併用が望ましい)で燃焼系統を綺麗にすることで改善される場合が多いです。スパークプラグには寿命がありますので、走行した距離によっては清掃では改善せず、交換が必要になります。

  8.エンジンオイルが滲む
主な原因 シールの劣化やPCVバルブの詰まり
適合商品 ESL、スプレー式キャブレタークリーナー
 備考

オイル漏れは車検に通らないので注意が必要です。

滲む程度であればシールの劣化の可能性が高く、ESLで直るケースが多いですが、シールの破損などによる流出となりますと、ガスケット交換になります。

300km走行後も滲みが止まらない場合、PCVバルブが詰まり、エンジンの内圧が高くなっていることが考えられます。キャブレタークリーナーでPCVを清掃します。

  9.DPFが詰まる。黒煙(排ガス)の値が大きい
主な原因 インジェクターの汚れによる燃焼効率の低下
適合商品 CRDIデイーゼルチューン
 備考

インジェクターが汚れると、燃焼効率が下がりススの排出が多くなります。こうなると手動再生をしても、すぐにDPFが詰まるようになります。

ある程度のインターバル(走行距離10,000kmを推奨)でCRDIを使用すれば、燃焼効率の復活による出だしや登坂力の回復、手動再生頻度の減少が見込めます。

  10.うちの車にはどのようなバーダル製品を使ったら良いですか?
主な原因
適合商品 B1B2リングイーズDACFSCCRDI
 備考

メールやお電話でのご質問ですとお車の状況が不明なため、一般論でお答えします。

まずはガソリン車から。

・新車~走行距離50,000km以内

B1または極でエンジンを保護して下さい。FSC等の燃料系添加剤を10,000km毎に使って、燃焼系を綺麗にすると一層効果的です。

・中古車or走行距離50,000km以上

オイル管理がどのように行われていたか不明な中古車、激安オイルをオイル交換目安の最大距離まで使用するサイクルを繰り返してきた車、またはオイルを継ぎ足し継ぎ足しでしのいできた車は、リングイーズで一度エンジン内部からピストンリングまで綺麗にするとよいと思います。

これまでにB1,極でエンジンを保護してきた場合はそのままB1、極、そうでない場合はB2で摩耗したエンジンに潤いを。

燃焼系はDACでガッツリ洗い流し、FSCを補助的に使用して燃料系をまるごと綺麗にします。DAC施工が難しい場合は、極Fuelをできれば2回使用してオイル交換します。

ディーゼル車にはエンジンオイルにSD(スペシャルデューティ)を添加して、燃焼系のクリーニングは10,000km毎にCRDIで行います。

オイル管理が不明、またはあまりよろしくなかった場合にリングイーズを使用するのは同じです。