ラストアレスター

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車の防錆と言えばラストアレスター


ラストアレスターは、1987年にCLI SYSTEM INC.(アメリカ・フロリダ州)で開発された画期的な電気防錆システムです。
電気防錆システムとは電気の力で金属に電子を補充し、金属の錆びを抑制する技術です。従来日本の防錆学会が考える電気防食は、電気を通し易い電解質として土とか水が必要と考えられており、主に水環境中あるいは土壌環境中の構造物に対して多く採用されています。
ラストアレスターは基本的に大気の湿度を介して制御された電流を流し防錆する事を考え開発されました。

使用事例としてアメリカのNASAや、日本ではJR、道路公団、自衛隊、バス各社、運送会社、など大手各社に採用され、またいすゞ、日野、日産ディーゼル、三菱、マツダなどの自動車メーカーの純正部品に指定されていました。 使用した方々からは高い評価を戴き、今日車の防錆と言えばラストアレスターと言われるほどになりました。

日本国内において性能を評価され各自動車メーカーに純正指定されていた商品は「ラストアレスター」だけです。
電気防錆と評し防錆効果を謳っているものには残念ながらあまり効果の期待できない商品も存在しますので御注意下さい。

ラストアレスターのQ&A
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ラストアレスター歴史

ラストアレスターの特徴

サビをおさえる

r-kouzou04防錆範囲が広く、寿命をグーンと延ばす。サビは金属の持つ電子が水や塩分などの電解質に奪われることから発生します。ラストアレスターは金属から奪われた電子を外部から補充してサビの発生を抑えます。

長期の効果

r-kouzou02半永久的な効果で、3年間の製品保証付き。電気的防錆ですので故障や電源を切らない限り作動し続け、消耗部品の交換により半永久的に効果を持続します。

塗装を守り、輝きを保つ

r-kouzou05光沢を保ち、塗り替え時期を延ばす。塗装の劣化は塗装面に無数にあるピンポイントと呼ばれる小さな穴や傷から水分が浸透して酸化することが原因です。そのピンポイントや傷に電子を送り込み、塗装の変質をおさえます。

効果は実証済

r-kouzou03試験で効果を実証。車メーカーの純正品。鉄道会社・道路公団・電力会社・運送会社・自衛隊・公官庁などで採用され、効果が実証されています。日本防錆技術協会の試験でも効果を証明されています。

無公害

r-kouzou06無公害で取り付けが簡単です。薬剤やケミカルを使用する吹き付け防錆は、作業者の健康を害したり、作業場を汚し、ひいては環境に害を与えるものもあります。ラストアレスターは電気的な防錆ですから人体や環境に害を与えません。

【ラストアレスター施行例】

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電子防錆機器『ラストアレスター』を使用した車の荷台防錆のページです。

ラストアレスター装着事例

電子防錆機器 車両用ラストアレスター 装着事例

塗装の傷にも効果

写真は乗用車のフロントフェンダーの傷です。通常では1~3ヶ月でサビが目立ち始め、1年後には鉄板に穴が開きますが、ラストアレスターの効果で傷をつけられてから一年後でもサビが抑えられています。

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1年でこれだけの差が出る

写真は同一地域で使われている同年代のトラックの荷台です。無装着のトラックは荷台の塗装が剥げていないのにサビが随分出ています。ラストアレスターを装着したトラックは荷台の塗装が剥がれているにもかかわらずサビの発生があまりありません。

 

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装着例: 消防車(沖縄県)  

装着車/ 未装着車

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消防車2台(登録番号786・785)は車庫に並んで置かれています。
車両用ラストアレスター(24V9CH)は登録番号786(左)に装着されています。
写真のように明確な差が出ており、ラストアレスターが強い紫外線に対し、大きな効果があることを示しています。

お客様は、「塗膜の劣化を防止するだけでなく、ラストアレスターにより塗膜が強くなり、傷がつかなくなった」とよろこんでおられます。

 

 

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ラストアレスター Q&A

ラストアレスターQ&A

1.錆について


2.車両用アレスターについて


 

 

1.錆について

Q1. 錆の原因は、電気だったのですか?

A1. 昔、理科の授業で習いましたけれど、いろんな化学反応は電気が介入しています。
鉄が錆に変わる現象もその一つです。

「鉄が錆びる」ということを化学的に説明すれば、それは鉄と酸素がくっつきあって酸化鉄に変わるという化学反応です。
その意味では、錆の原因はとりあえず「酸素」ということになります。
しかしもう少し詳しく考えてみると、鉄と酸素はなぜくっつきあうのかという疑問が生まれます。
鉄と酸素を結び付ける力は何か・・・・・・それが「電気」です。

鉄がプラス、酸素がマイナスという電気的な性質から生まれる力。プラスとマイナスの電気がお互いに引き合う力なのです。
逆にいえば、もしもこの電気的な力が働かなければ鉄板を酸素の中に晒しても錆は発生しません。

ですから、錆の原因は本当は「電気」だと言えるのです。
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Q2. 鉄は自然に電気を帯びるのですか?

A2. 鉄の原子はもともとプラスとマイナス両方の電気を持っています。
ところが、自然のままの状態ではマイナスの電気が減少します。その結果、プラスの電気とのバランスが崩れ、電気を帯びるのです。

鉄の原子の中心には、プラスの電気を持った陽子が集まって原子核というものを造っています。
そして、その周りを陽子と同じ数の電子が、マイナスの電気を持っていくつもの軌道の上を回っています。
この状態では鉄の原子の中の陽子と電子の数は同じですので、プラスとマイナスが打ち消し合い、電気を帯びることはありません。
しかし、もう少し詳しく見てみると問題はあります。
円運動する電子には当然遠心力が働いているからです。
そのために、電子は常に原子の外へ飛び出そうとしているのです。
それを、陽子のプラスと電子のマイナスが引き合う電気的な力で、無理やり引き止めているのです。
ところが、一番外の軌道を回っている電子には、時に異変が起こります。
原子核からの距離が遠いので、電子と陽子の引き合う力が弱く、何かのきっかけで原子の外へ飛び出してしまうことがあるのです。
その結果、プラスの電気を持つ陽子の数と、マイナスの電気を持つ電子の数のバランスが崩れて、鉄がプラスの電気を帯びるようになるのです。
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Q3. 酸素にも電気の力があるのですか?

A3. 2個の原子が合体してできる酸素分子は、電気的には安定しています。ところが、水に溶けるとイオン化してマイナスの電気を帯びます。つまり、電子が余って、それを持て余す状態になるのです。

この状態の酸素に、欲求不満の鉄が出会えばどうなるのでしょうか。
プラスとマイナス、男と女、凸と凹・・・・・・・。
お互いに引き合って合体し、酸化鉄という「錆」を生むのです。
ここでのキーワードは「水」
水がなければ酸素は電気を帯びません。
水が錆の原因という常識の科学的根拠も、実は電気だったのです。
そして、水にとけると電気を帯びる物質は酸素以外にもいろいろあります。
専門用語では「電解質」といい、各種の酸や塩分などが含まれます。
空気に混ざったわずかな電解質でも、雨水に溶けて車に侵入すると、酸素と同様のプロセスで錆を発生させるのです。
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Q4. 鉄に衣を着せるのが従来の防錆法?

A4. 電子に逃げられて欲求不満になっている鉄も、電解質に触れなければ錆びません。ですから、鉄の表面を裸にしないように塗料や錆止め剤を塗るのです。これが従来の防錆法です。

しかし、この方法には問題があります。
塗料には「ピンホール」と呼ばれる無数の小さな穴が存在します。
この穴を通って、電解質が鉄の表面に忍び込むのです。
傷がついて剥がれてしまう危険もあります。
ですから、この通常の塗装だけでは、錆は防げないのです。
ケミカルの錆止め剤にも問題は残ります。
まず、美観の問題から、使用箇所が限定されます。ホコリも付きやすいですから、ボディ表面には使用できません。トランクやドアの内側など、見えないところ専門です。
しかも、吹き付けできない部分があったりもします。
車の鉄全体に対して、防錆剤がカバーできるのは30%~50%程度です。
さらに問題なのは、時間とともに劣化することです。
一度塗ればそれで安心というわけにはいきません。
定期的に再処理しなければならず、面倒な上に費用もかかります。
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Q5. 鉄の電子不足を補うのが電子防錆?

A5. ご主人の浮気予防の秘訣は、奥様の家庭サービス。
鉄の欲求不満を放っておかないで、ちゃんと家庭で電子を食べさせれば、車のボディが外で電解質と浮気をするのも予防できるというわけです。
これが電子防錆の原理です。

ラストアレスターは、鉄に電子を食べさせる装置なのです。
原理は簡単。電解質を通して、鉄に電流を流すのです。
電気が流れるということは、電子を送り込むということですから、これ以上単純明快な解決法はありません。
もちろん、むやみに電気を流すのは無駄ですし、危険です。
必要なときに必要なだけの電気を流すハイテク技術、それがラストアレスターなのです。
湿度が高くなったり、水滴がついたり、雨水がかかったり・・・・・・と、錆びやすい条件になったときだけ通電する構造になっているのです。
外から見えないところ、密閉されたところでも、電気が通じればOK。
幸い、車の鉄板は溶接やボルトでつながっていますから、平均的な車ではボディの75%まで防錆可能です。
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2.車両用アレスターについて

Q1. 海岸地帯の塩害にも効果がありますか?

A1. 潮風は塩分を含み、湿気をも吸収します。そのために、錆が発生しやすいのです。
ラストアレスターは、湿度を感じて作動する構造ですから、十分な効果があります。
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Q2. 塗装表面の艶を保つのにも有効ですか?

A2. 塗装の劣化は下地の金属の状態が影響します。
ラストアレスターは金属の劣化・酸化を抑え、また電子が塗装自体の原子をも安定させるので、塗装面の艶落ちを抑えます。
財団法人「日本防錆協会」のテストでは、「塗装前より塗装の光沢が増した」という結果が報告されているほどです。
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Q3. 融雪剤をまいた雪にも効果がありますか?

A3. 雪そのものが乾きにくいのに加えて、下回りに錆を呼びます。ラストアレスターは雪が乾ききるまで作動しますから、特に効果的です。
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Q4. 塗装についた傷にも効果がありますか?

A4. 小さな傷なら金属から逃げる電子を補充して錆を抑えます。大きな傷の場合は逃げる電子が多く、ある程度の錆は出ますが、無装着車に比べて効果にかなりの差をつけます。
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Q5. 再塗装した車の防錆にも効きますか?

A5. 新車の場合と同様の効果があります。ただし、錆が残っていると効果が薄れますから、錆を完全に落としてから再塗装をすることをお勧めします。
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Q6. 既に錆の出た車にも効果はありますか?

A6. 既に発生した錆の進行は、完全には止められません。ただし、ラストアレスターは錆が発生する部分に電子を集中させる構造ですので、錆の進行を遅らせることができます。
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Q7. 車への取り付けは簡単にできますか?

A7. 乗用車用(RA12V2ch)の場合は、ユニットをエンジンルーム内または車内に取り付け、アノード(電極)2個をシャーシーに接着し配線をつなぎます。2時間程度で装着可能です。
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Q8. フロアやフレーム等にも効きますか?

A8. 塗布または吹きつけたところだけを守る防錆剤と違い、電気的につながっているところなら、どこでも効果があります。エンジンの中のオイルの劣化を防ぐ効果もあるほどです。
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Q9. 消耗品の交換は簡単ですか?

A9. ラストアレスターの消耗品はアノード(電極)だけです。アノードの交換は1枚10分程度で、簡単にできます。
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Q10. 下取り価格は有利になりますか?

A10 錆の発生を抑え、塗装の劣化を防いでいますので、その結果は当然査定結果にも反映します。
有利な下取り条件が期待できます。
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Q11. アノードはどこに取り付けるのですか?

A11 アノードで電流を制御するため、アンダーシャーシのように水がかかりやすく、乾きにくいところが適しています。つまり、一番錆びやすいところです。
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Q12. 保証はあるのですか?

A12 ユニットの製品保証は3年間です。万一、ユニットが故障した時は新しいユニットと交換致します。アノードや交換工賃は保証外ですのでご注意ください。
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Q13. 長期間駐車しても心配ないですか?

A13 バッテリーが弱っていない限り、数ヶ月は作動します。電圧が低下してエンジンが始動困難になりそうな場合は、自動的に作動を停止する構造になっています。
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Q14. ケミカル防錆よりも経済的ですか?

A14 ケミカルの場合通常一年で効果が低減するため、毎年約3万円が必要になります。
ラストアレスターの維持費はアノード交換だけ。査定の有利さも計算して下さい。
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Q15. バッテリーに負担はかかりませんか?

A15 ラストアレスターは12Vの場合、電圧が11.5V~14.5Vの間で作動します。電圧低下時には自動的にOFFになりバッテリーの消耗を防ぎます。
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Q16. アノードの交換時期はどれくらいですか?

A16 アノードは消耗品です。交換時期は2~5年と状況によって異なりますが、半年~1年ごとに点検します。
3年ぐらいを目安とお考えください。
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Q17. 作動中のアノードに触っても大丈夫ですか?

A17 ラストアレスターの電流は微弱電流ですから、触っても心配はありません。
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Q18. 危険物に対する安全性は大丈夫ですか?

A18 低電流で作動するので、ガス・ガソリン・薬物等への引火の危険性はありません。
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Q19. 装着状態でバッテリーに充電しても良いですか?

A19 念のために、バッテリーのプラス端子を外して行った方が良いでしょう。
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Q20. 届出の必要性はありますか?

A20 一般的にはありませんが、タンクローリーなどの危険物積載車にラストアレスターを装着する場合に限り、所轄の消防署に届出の必要があるかの問い合わせをして下さい。
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Q21. 車の電子部品に影響はありませんか?

A21 ラストアレスターの電流は、水分などの電解質を通して流れます。直接金属に流しているわけではありませんし、電流量も極めて少ないので、車載コンピューター等への影響はありません。
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Q22. 車以外にも使えるのですか?

A22 用途に応じてご使用頂けます。
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